【UR-U(ユアユニ)の動画から学んだこと15】事業計画書および企画設計スキル2

ビジネス

UR-U(ユアユニ)の動画の竹花貴騎さんの話の紹介と、自分の感想を書いています。

前回、事業提案書に関する書き方や企画設計スキルについて紹介しました。今回は、その続きです。

引き続き、マツダに対するプレゼン資料を元に説明しています。

認知拡大の施策

前回の記事:事業計画書および企画設計スキル1

前回説明した、提案資料に書く内容は、以下の通りでした。

  • AGENDA【目次】
  • 結論
  • 課題の定義
  • 課題解決スケジュール
  • 課題ごとの解決策提案
  • 結論
  • コスト提案
  • お見積り

そして、UR-U(ユアユニ)の動画の竹花貴騎さんは、クライアントのマツダに次のような提案しています。

認知拡大のために、インスタグラマーTRIP というものを始めようと思っていますがいかがでしょうか。これを多くの人がライフスタイルを参考にして、インスタグラマーたちを起用し、ライブ企画を実施するというものです。

すでにホンダなどは、テレビCMなどでライフスタイルの提案していますが、インスタグラムは少し違います。

例えばモデルさんが着ているような服を見ても、人は自分に合わないと思ってしまうのです。

インスタグラムのいいところというのは、自分に似た人がインスタグラムにいてその人が着ているものを参考にできるということです。

そこで弊社ではInstagramを起用して、自動車のライフスタイルに合ったみんなが参考にできるようなインスタグラムを作っていきます。

というように、に提案できるのです。

そしてInstagramのマーケティングというのは、弊社のシステムを使って行くのですが話題になりそうな25歳以上の旅行好きのターゲットを持つインスタグラマーを、3ヶ月にわたり3名ほどキャスティングしていきます。

このように旅行好きのターゲットというものをしっかりと絞ってやることで、狙ったユーザーに興味を持ってもらえます。

いくらフォロワーの多い人でも、高校生であってはそれを読む人は高校生です。それでは車を買ってはくれないのです。

そこでしっかりとターゲットを絞り、出会った人にリリースするという方法を、取って行きます。

インスタグラムに先ほど作ったマツダの受け皿のタグ付けなどをして、集めて行きます。

ここまでUR-U(ユアユニ)の動画の竹花貴騎さんの話を聞いて、大企業に対して小さい会社はどのようにプレゼンしていくのかがとても参考になりました。

中小企業だったとしても、竹花貴騎さんのようにその分野のエキスパートになっていれば堂々と大企業にプレゼンできることが分かりました。

競合他社がやっていることのデメリットを暗に説明し、自社のサービスの有益性を示せることも理解できました。

継続集客の施策

続いて、継続集客の施策としてはマツダさんのインスタグラムの受け皿ができたら、それはインスタグラム だけで使うのではなくて、活用して行きます。つまりホームページのような存在なのです。

例えば、TABI LABOさんで取材をしてもらい、「マツダインスタ女子の全て」などのように記事を書いてもらい露出して行きます。

そしてTwitter、Facebookなど違う媒体にリーチすることで、インスタグラムではリーチできない人達にアクセスすることが可能になります。

未来の姿

このマーケティングを行っていくことで、御社の未来はどのような姿になっているかについて説明していきます。

まずマツダさんの自社媒体を獲得できます。

テレビCMのように不特定多数の人に、その場限りの広告をするのではなく、インスタグラムマーケティングをすれば、ターゲットを絞って何十万人という関連したユーザーにアクセスできます。

このインスタグラムマーケティングをすれば、そのような未来が御社に現れると思っております。

もう一つは、2次的効果の獲得もあると見込んでいます。Instagramというのは、集客だけでなく取材や採用活動にも効果があると見込んでいます。

UR-U(ユアユニ)の動画の竹花貴騎さんの話を聞いて、クライアントが享受できるベネフィットについて、ふんだんに話していることが分かります。

クライアントが、実現できる良い未来について、語ることで、自社のサービスをより使いたいと思えてくるのでしょう。

view毎のコスト

竹花貴騎さんは、クライアントに次のように説明しています。

広告というのは、多くの人に見てもらうためにありますが、どれだけ伸びがあり、コストがどれぐらいかかっているかということを見ていくと思います。

そこで媒体ごと、ビューごとのコスト(1回見てもらうのにかかる費用)について説明します。

ポスティングのビューコストは、計算していくと26円ぐらい、リスティングだと278円、雑誌の場合が47円、阪神甲子園球場看板だと58円となっています。

一方で、インスタグラムのビューコストを計算すると、大体7円ぐらいになっています。

なのでビューコストを見ても、だいぶ低くなっているかと思っています。

UR-U(ユアユニ)の動画の竹花貴騎さんの話を聞いて、とても勉強になりました。ビューコストがこれだけインスタグラムは低いとなると、使わない手はないと思いました。

この後、見積もりについて説明していきます。

インスタグラムまるごと運用6ヶ月分で、撮影込みで610万円。

インスタグラムPR拡散を6ヶ月に約3名程度の宿泊費も込めて450万円

システム利用料6ヵ月23万8,800円

メディア掲載単発100万円
ディスカウント100万円
合計で10,838,000円程度となっています。

このような流れで説明していくことで、Instagramが分からない担当者でも面白い企画になると理解できるのです。

企業に説明して行く時には、その担当者が決裁権を持っていないことが8割ぐらいの場合です。

そこであなたが説明する相手にうまく伝えるということではなく、相手の営業担当者が上司に上手く説明できるかが大切になってくるのです。

つまりそれだけ、分かりやすい説明する必要があります。

ここまで竹花貴騎さんの説明を聞いて、もし最初にこの見積もりを見たらとても高いと感じるかもしれません。

しかしこれまでの説明の流れの中で、企業にとってのメリットを考えたらば、むしろ安いと感じました。

企画設計のスキルと事業計画書の作り方というのは、とても大切だと勉強になりました。

投資家向け資料

投資家向け資料は、自分が誰であるかの説明をし、自分のミッションや社会課題について説明していきます。

そして、この社会課題を解決したらこういう未来が待っているよ、ということを説明していきます。

そして現在の状況を説明して、そこにどういうサービスを提供するのか、そしてそれはマーケットにどのように受け入れられるのかについて説明していきます。

PAMBS戦略についてマーケティング周りの説明をしていきます。

さらに競合はどうしているのかも説明していきます。

そして成長戦略について説明し、財務状況について説明していきます

そしてアペンディクスです。

こちらの投資家に関する提案資料については少し難しいので、また後日説明していきます。

竹花貴騎さんの話を聞いて、自分がもし大きな事業をやる場合には、必ず投資家からの資金調達が必要となってくるので、また後で勉強したいと思いました。

【まとめ】事業計画書および企画設計スキル2

事業計画書の書き方や企画設計スキルについて学んできました。

UR-U(ユアユニ)の動画の竹花貴騎さんの話を聞いてると、この企画を考えるということはとても勉強になります。

マツダというクライアントに対して、インスタグラムのマーケティングに関する提案する場合には、通常の個人事業主などに提案するのと違った仕方が感じられました。

すでにマツダが行っているようなテレビコマーシャルの広告と比べた場合の、インスタグラムのマーケティングのメリットというのを説明していました。

テレビCMにおいて効果があると考えている部分と、効果がないと考えている部分についてしっかりと理解した上で、プレゼンしているのが分かりました。

そして今回の内容とは違いますが、やはりインスタグラムマーケティングというのは、とても有効だということが理解できました。

低コストかつ自分のターゲットに絞った人に情報をリーチができるからです。

個人事業主としても、事業を立ち上げたとしても、インスタグラムのマーケティングは必須だと感じました。

また投資家用の提案書も、この後動画があるということなので、とても楽しみにしていきたいと思います。

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