今回は、竹花貴騎さんのUR-U(ユアユニ)の講義の内容と自分のコメントを紹介していきます。
今回は、投資の中でも低リスク低リターンの債券に関する話です。
また複利と単利の違いなど、投資の基本も解説していきます。
【竹花貴騎さんの講義】投資と年利の種類
前回ファイナンシャルプランナーや証券マンを信頼してはいけないという話をしました。
投資の種類についての話ですが、リターンが高いものは、リスクが高く、リターンが低いものはリスクが低いというのは当然です。
投資の話などがあって、「リターンがあってリスクは低いですよ」という話は、必ず疑わなければいけません。
債券の話の場合に、年利の話を伝えていきます。年利とは年間に得られる利益の割合です。年利5%というのは、100万投資したら1年間で105万円になるということです。
しかし、年利には2種類あります。
単利と複利というものです。
単利というのは、例えば3%の単利の場合には毎年3%の利益が入ってくるというものです。
複利というのは、増えた分に対しても利率がかかってきます。
つまり1,000万円の3%の複利というのは、1年目は1,030万になりますが、2年目は1,030万円の3%で1,061万円程度になります。
このように投資で増えた分に対してかかってくるというものが複利というものです。
単利の場合は1,000万円が40年後に2,200万円になっていますが、複利の場合、3,262万円になってます。
年利といっても単利と複利でこれだけ違ってくるのです。
72の法則というものがあり、お金が2倍になる期間がわかります。
72÷年利でお金が2倍になる期間が一瞬でわかります。
例えば年利3%の場合、72÷3=24年とわかるのです。
UR-U(ユアユニ)の竹花貴騎さんの話を聞いて、投資していく上では再投資による複利というのがとても大切だということが分かります。
同じ投資でも複利と単利でかなりの差が出てくることが分かったかと思います。
投資信託というのは、利率は再投資されるのでこのような複利が働いていきます。
また72の法則というのを、初めて聞きましたがとても便利だと思いました。
おおよそ2倍になる期間が分かれば理解しやすくなってきます。
【竹花貴騎さんの講義】債券とは
債券と聞くと難しいと感じるかもしれませんが、めちゃくちゃ簡単です。
まず債券とは誰が発行するのかと言うと国や自治体、企業などです。
オリンピックをしたりとか、自治体が道路を作りたいというような場合に発行します。
そのようなお金を借りたい時に、借用書のような形で発行するのが債券です。
つまり債券を発行すると、投資家がお金を貸すという形ができます。
そしてこのお金を貸す時に利子を受け取るのですが、例えば「5年間お金を貸してください。利率は何パーセントです」というような形で提示しています。
例えば国の債券、国債を発行すると、投資家に債券を売り、投資家が投資するという形です。そして利払い日に利息が支払われます。
お金を返すのには、期間がありますので、5年債と言うと5年間で返すことになっています。
満期になってお金が返ってくる日のことを、償還日と言います。
株というのは業績によって変動するというリスクがありますが、債券の場合は国や企業が潰れない限りは、お金は必ず返ってきます。
そう聞くと、銀行の定期預金と同じように考える人がいるかもしれません。
銀行の定期預金も一定額を預けておいて、満期になるとお金が返ってくるという形です。
債券と定期預金の違いは以下の通りです。
債券は、
- 価格変動あり
- 金利変動なし
- 元本保証なし
竹花貴騎さんの話をここまで聞いて、債券というものを理解できました。国や地方自治体、企業などがお金を欲しい時にお金を貸すという投資です。
国や地方自治体、企業が潰れない限りは、返ってくるというのはとてもリスクが低いと思います。
その分、その他の投資に比べて利率が低いことも理解できます。
【竹花貴騎さんの講義】債券とは2
病気や結婚などでお金が必要になった時に、契約していた定期預金はお金を出せないかと言うと解約すれば出せます。
一方で債券の場合は、売却すればお金が使えます。
債券と定期預金との違いは、価格変動があるということを伝えしました。
債券は市場で売却されているので、価格が変動していきます。
この国は危ないので、債券は買わない方がいいというような流れになると、価格が下がりますし、この国は安心なので債券を買おうというようになると、価格は上がっていきます。
しかし100万円で買ったものは、価格が上がろうが下がろうが償還日に100万円で返ってきます。
債券の金利は、変動しないというのが定期預金と違います。
定期預金は、金利が変動しますが、債券の場合は償還日まで一定の金利が支払われます。
債券の場合には5%と決まっていたら、その会社はどんなに苦しい状況であろうと5%が支払われます。
また1年目利息をもらって、2年目で利息をもらう前に、1年半で病気をしてしまい売却した場合には、半年分の経過利子が出ます。
債券と定期預金の最後の違いは、債券には債務不履行、デフォルトがあるということです。
定期預金の場合には制限がありますが、例えば、1,000万円までは銀行が潰れたとしても保証されています。ペイオフ制度ありです。
しかし債券の場合には、企業などが潰れてしまった場合にはペイオフがなくお金は返ってきません。
竹花貴騎さんの話を聞いて、債券の仕組みというのは、定期預金とは違い株の取引に似ているということです。価格が変動していくのです。
株と違うのは債券の場合には、償還日になると元本が返ってくるというということです。株の場合には、価格が上がったり下がったりしたら、その価格で売却することになります。
そして債券も債務不履行、デフォルトというリスクがあるということを理解したかと思います。
特に企業の場合には、潰れる可能性があるためリスクを知っておく必要があります。
私がオススメするのは、企業やひとつの国の債券を買うのではなくて、分散投資されたETFを買うのがおすすめです。
私も不動産投資で得た余剰資金を、AGGというアメリカの債券に関するETFに投資しています。
配当金は少ないですが、ほとんど価格が変わらずに配当金が入ってくるという魅力があります。
そしてAAAという高い信頼のものを多く扱っている点がおすすめです。
【竹花貴騎さんの講義】国債は危ないのか
国債は破綻してしまうので、良くないと考えてしまうかもしれません。
しかし銀行の破綻が先なのか、国の破綻が先なのか考えてみましょう。
国が破綻するというような場合には、多くの人は銀行からお金を下ろそうとしてしまいます。
つまり銀行が、先に潰れてしまうのです。
そう考えると定期預金よりかは、国債の方がリスクは、少ないと考えられます。
国債は、0.05%です。定期預金より高いと言ってもこれだけ低いです。
銀行預金は、0.01%です。
国債の方が安全ですし、利率も高いため、銀行に預けているよりは、国債に預けた方が良いのが分かります。
債券には、種類があって国が発行している国債と、地方自治体発行している地方債、企業が発行している企業債(社債)があります。
利息の受け取り方は、二つあり、利付債と割引債があります。
利付債というのは、とてもシンプルで1,000万円投資したらば、満期まで、毎年、半月、毎月などに利子を受取、満期になると元本が返ってくるという形です。
割引債というのは、800万円最初に投資して、償還日まで利息は発生しないで、1,000万円返ってくるという形です。
竹花貴騎さんの話を聞いて、国債というのは、正直利率が低すぎると考えました。0.05%では、自分の資産を増やすためには十分ではありません。
銀行に預金しておくよりかは、いくらかいいかもしれません。
ただし楽天銀行のように利率が0.1%と高い預金もあるので、そちらを利用した方がいいかもしれません。
【まとめ】債券投資スキル1
低リスク低リターンの債券投資スキルについて学んできました。
債券というのは、ある期間、国や地方自治体、企業にお金を貸して満期になると返ってくるという投資です。
投資先がつぶれない限りは、お金が必ず返ってくるという意味で低リスクだと思います。
しかし自分の資産を増やすためには、あまりに利率が低すぎるかと思います。
私が投資しているアメリカの債券であれば、3%程度あるので、ある程度利息を受け取ることが可能です。
- UR-Uについて:https://onlinesalon-
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