自営業・フリーランスの方も老後資金のために不動産投資をする事がありますが、心配なのが地震・津波・火災などのリスクです。これらの災害のリスクは、火災保険・地震保険に入ることで回避できます。そこで、火災保険・地震保険について詳しく解説していきます。
不動産投資を守ってくれる火災保険と地震保険
賃貸不動産オーナーが入るべき保険は、火災保険と地震保険があります。
火災保険は、家財ではなく建物そのものにかける保険で、火災以外にも、落雷、風災、雪災での建物が損害を受けた時に保証されます。
入居者にも火災保険に入ってもらうのが普通ですが、入居者が原因の火事でないと意味がありません。
放火や他の部屋からの火事の場合には、オーナーが保険に入っていないと保証されません。
入っておいた方がいい地震保険
地震による建物の損害があった場合に支払われる地震保険には入っておいた方がいいのです。
地震が起きそこら中で建物が倒れた場合、保険会社が倒産して支払われないのではと不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、いざ大地震が起きた時には、国もサポートしてくれることになっています。大地震が起きた時には、再保険制度といって、復興のために政府が面倒を見てくれることになっているのです。
地震による補償において、民間損保会社の負担は最大21.8%となっています。政府が地震の際の保険に用意している金額は2021年現在11兆5,662億円となっています。
関東大震災と同等クラスのものがあっても、対応可能なだけプールしてあります。2011年の東日本大震災の時に地震保険に使われた額は、1兆円程度なので、十分に余裕があることが分かります。
地震保険に入っておけば、地震が原因の火災や津波などの水災でも補償してもらえるので、必ず入っておいた方がいいのです。
地震保険のいいところは、保険金が非課税
地震保険のいいところは、保険金が個人の場合非課税になります。そして基本的には、現状回復のために使いますが、別のことに使うこともできます。
また火災保険の場合には、壊れた部分に関して見積もりを出して保険金が出ますが、地震保険の場合には見積もりはありません。
それだけ手間が少なく、場合によっては、実際にかかる費用より多くもらえる場合もあるでしょう。
地震保険は、外にあるフェンスなどは対象外
地震保険は、主要構造部の損傷に対して補償されるので、塀やフェンス、門など外にある構造部に関しては、補償されません。
家は壊れていないけど、門が壊れたというような場合には、保障外となってきます。
地震保険の補償額は、火災保険の半分まで
地震保険の補償額は、火災保険の半分までと決められています。例えば、火災保険の補償が600万だった場合、地震保険では300万までの補償になります。
そして、建物の評価価格は、損保会社によって変わってくるので、ネットでいくつか見積もりを出してみて決めるといいでしょう。
保険料が高くて、評価額が低い保険会社は使わないようにすればいいのです。
火災保険と地震保険の費用
一般的には、土地建物を含めて2,000万程度の物件の場合、年間で火災保険が2万数千円、住宅総合保険が3万円程度、これに地震保険を付けると4万円台後半になると言われています。
しかし、私の入っているソニー損保は、ネットから申し込めて格安なのでおすすめです。補償内容が充実しているのに安いのです。
私は300万程度の物件ですが、火災保険・地震保険が入って年間3,000円程でかなり安いのです。
もちろん落雷や爆発、風災、雪災の保証もありますし、水災や水漏れ、外部からの物体の衝突、津波にも保証してくれてその値段です。
コストパフォーマンスの良いソニー損保
私が不動産を所有したときに、火災保険を扱っている損保会社は一通り調べました。その中で、圧倒的にコストパフォーマンスが良かったのが、ソニー損保です。
トップページで、都道府県・マンションか戸建てか・面積を入れると概算料金が出ますが、これは実際の価格よりも安くでます。
実際の私の契約をお伝えするとこのようになっています。
住所 | 神奈川県 |
面積 | 14.11㎡ |
購入金額 | 290万 |
タイプ | 区分マンション |
保険金額 | 190万円 |
地震保険金額 | 95万円 |
火災、落雷、破裂・爆発 | 〇 |
風災、雹(ひょう)災、雪災 | 〇 |
水災 | 〇 |
水漏れ、外部からの物体の衝突 | 〇 |
盗難 | × |
地震・噴火・津波 | 〇 |
年間保険料 | 3,010円 |
これだけの補償が付いて、たったの3010円というのはかなり安いと思います。
また複数の火災保険を一括見積してくれるものもあります。
火災保険一括見積もり依頼サイトまとめ
自営業・フリーランスの方も老後資金のために不動産投資をする事がありますが、心配なのが地震・津波・火災などのリスクです。これらの災害のリスクは、火災保険・地震保険に入ることで回避できました。
地震による建物の損害があった場合に支払われる地震保険には入っておいた方がいいのです。
大地震が起きた時には、再保険制度といって、復興のために政府が面倒を見てくれることになっているので安心です。
地震保険のいいところは、保険金が個人の場合非課税になります。
また、地震保険は、主要構造部の損傷に対して補償されるので、塀やフェンス、門など外にある構造部に関しては、補償されません。
そして、地震保険の補償額は、火災保険の半分までと決められていました。
一般的には、土地建物を含めて2,000万程度の物件の場合、年間で火災保険が2万数千円、住宅総合保険が3万円程度、これに地震保険を付けると4万円台後半になると言われています。
火災保険で圧倒的にコストパフォーマンスが良かったのが、ソニー損保です。
不動産を取得する際には、良い保険会社の火災保険・地震保険に入ってリスクを取り除きましょう。
【人気記事】
コメント