自営業やフリーランスが不動産投資する際に注意すべきこと

不動産投資

このサイトでも自営業やフリーランスの方の老後資金に不動産投資はすすめています。しかし、不動産投資する上で知っておくべきこと、注意すべきことがあります。この記事では、不動産投資で失敗しないためにあらかじめ知っておくべきことをお伝えします。

自営業やフリーランスの方が不動産投資するときにあらかじめ知っておくべきこと

自営業やフリーランスの方が不動産投資する際に、知っておくべきこと、注意すべきことは以下のことです。

  • 銀行が融資した物件なので安心ということは無い
  • 入居者が居ないと家賃収入がゼロになる
  • 自然災害によって資産を失う場合もある
  • 不動産投資は、完全な不労所得ではない
  • ワンルームマンションの投資を勧める融資に騙されない
  • 物件情報に載っている表面利回りで判断しない

銀行が融資した物件なので安心ということは無い

銀行が慎重に審査した結果融資してくれているから、その物件は安心に違いないと考えるのは誤っています。

悪い不動産業者がだますために、銀行が融資してくれるなら安心ですと行ってきますが信じてはいけません。

銀行は物件の良し悪しを判断しているのではなく、微妙な物件であったとしても、本人の年収や勤続年数、資産状況、頭金により融資してくれるのです。

なので、銀行が融資してくれたから、その物件は安心とは思わないほうがいいでしょう。

そもそも頭金を多く要求してくるのは、それだけ物件の価値がないので不足分を補ってほしいという証拠です。

物件の価値よりも安い購入金額で購入できる物件の場合なら、頭金を要求する必要がありません。

銀行は、安定した金利を受け取れますし、万が一支払いが滞った場合には、その物件を差し押さえて売却してしまえば利益がでるのです。

なので、頭金を沢山要求してくる場合には、あまりいい物件ではないのかもしれないと思ったほうがいいでしょう。

銀行はいまいちな物件だと感じていても、購入者に伝えると買わなくなってしまうので言わないのです。

銀行側が貸してくれるのは、低リスクで儲けられるときなのです。銀行は決して、あなたの資産を増やそうとしている訳ではないことを知っておく必要があります。

入居者が居ないと家賃収入がゼロになる

当然ですが物件に入居者がいないと家賃収入がゼロになります。

それどころか、区分マンションなどで管理費がかかる場合や、銀行から融資を受けている場合には、マイナスになります。

それらの費用を家賃収入がなければ、自営業やフリーランスの方は売上や貯金から払っていかなければなりません。

あまりに空室期間が長くなってしまうと、不動産投資の運営が難しくなることも知っておく必要があります。

そのような時は、家賃を下げるなどして入居者が入るように工夫する必要があるでしょう。

自然災害によって資産を失う場合もある

地震や台風、津波などによる自然災害により資産を失う可能性があることも知っておく必要があります。

物件が破損してしまい住めなくなってしまう場合、入居者が住めなくなるため家賃収入が無くなります。

さらには物件の価値も下がってしまうでしょう。

完全に破損しないまでも、一部破損でも修繕費がかかってくることを知っておく必要があります。

そのためにも火災保険や地震保険には必ず入っておきましょう。

東日本大震災の時に東北に物件を持っていた人でも、地震保険に入っていて修繕費が出たという大家さんが沢山います。

不動産投資は、完全な不労所得ではない

セミナーや書籍で言われているような不動産投資は、完全な不労所得ではありません。

不動産投資には、人の手間がかかるのです。

具体的には、管理会社の選定や、入居者の募集、家賃回収の確認や督促、物件や設備の点検、修繕など行っていく必要があるのです。

完全なる不労所得ではなく、労力がかかることは知っておく必要があります。

手間を人に頼めば楽になりますが、その分利益は減ってきます。

ワンルームマンションの投資を勧める融資に騙されない

ワンルームマンションの投資をすすめる融資に騙されてはいけません。

ワンルームマンション投資をすすめる文句に、「最初は赤字ですが、払い終われば資産になります」というようなことを言ってくきますが、不動産物件は年とともに劣化していきます。

つまり資産としての価値が下がっていくのです。

利回りの低いワンルームマンションを融資で買ってしまい、借りたお金を払い終わったころは、ぼろぼろの物件が残っているという状態です。

建物の維持費用がかかり続ける上に、固定資産税の負担もばかりになりません。

利回りが低い区分ワンルームマンションの投資はしないようにしましょう。

物件情報に載っている表面利回りで判断しない

投資用のポータルサイトに掲載されている利回りは表面利回りというものなので、利回りだけで判断して購入しないようにしましょう。

表面利回りとは、物件価格に対して家賃がどの程度入ってくるのかというものです。

表面利回りには、税金や手数料、修繕費などの経費が含まれていないだけでなく、空室になったときのことも考えられていません。

表面利回りだけで考えて購入してしまい、赤字になって自営業の売上を回さなければならなくなることもあるのです。

物件を見るときには、実質利回りで見るようにしましょう。

詳細は、こちらの記事を参照して下さい。

まとめ

不動産投資する上で知っておくべきこと、注意すべきことがありました。

自営業やフリーランスの方が不動産投資する際に、知っておくべきこと、注意すべきことは以下のことです。

  • 銀行が融資した物件なので安心ということは無い
  • 入居者が居ないと家賃収入がゼロになる
  • 自然災害によって資産を失う場合もある
  • 不動産投資は、完全な不労所得ではない
  • ワンルームマンションの投資を勧める融資に騙されない
  • 物件情報に載っている表面利回りで判断しない

どれも初心者が妄想を抱くようなことなので、しっかりと知識をつけて不動産投資を成功させましょう。

特に、自営業やフリーランスの方は年金があまり無いので、不動産投資をして老後資金を作っていくのもおすすめです。

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